第4回中小企業の生産性革命を実現する議員連盟に理事岩本隆が登壇
一般社団法人 日本パブリックアフェアーズ協会は、2022年2月2日に衆議院第二議員会館で開催された「中小企業の生産性革命を実現する議員連盟」の第4回総会(橋本岳 会長)へ協力団体として出席しました。
昨今の新型コロナウィルス感染症は我が国の経済界に多大なダメージをもたらすと共に、テレワークやそれに伴うICTツール導入は急速に普及しており、また今後、数年ごとに起こるであろうこのような天災・パンデミックに備えること、すなわち、一時的な対応ではなく、企業の在り方の抜本的な変革が中小企業にも求められています。
今回は前回(第3回総会)のメインテーマであった「従業員エンゲージメントの企業経営への活用」に関する議論を深めるとともに、「人的資本開示」を取り巻く世界的動向と従業員エンゲージメント活用の国内の政策的推進策について議論いたしました。企業と従業員の心理的結びつきの強さを表す従業員エンゲージメントに関する市場規模は右肩上がりに成長しており、新型コロナを原因としたコミュニケーション頻度の低下やメンタルヘルスの観点からも引き続き注目を集めており、実効的かつ大局的な支援策が求められています。
本会では、有識者として当協会理事である慶應義塾大学大学院経営管理研究科の岩本隆特任教授が「人的資本開示の世界的動向と国内の最新状況」をテーマに講演。さらに、従業員エンゲージメントサーベイのサービスを活用する事業者から最新の成功事例の発表が行われました。
関係省庁からは中小企業庁、経済産業省、金融庁が出席し、質疑応答では政産官学を交えて活発な議論が行われました。
本議員連盟では、さらなる中小企業の生産性革命を実現すべく、省庁の枠にとらわれない実効的な政策を検討するとともに、必要な法制度改正も含めた骨太かつ大所高所の検討を行って参ります。
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